株の世界では、72の法則は有名ですよね。
72を利回りで割った値が資産の倍になる年数になります。
私は、暇なときに無意識で4で割ったり、5で割ったりしてしまします。
例えば、利回り4%の場合
72÷4(利回り)=18(年)
100万円が倍の200万円になるには、18年かかることが分かります。
めちゃめちゃ便利ですよね。
それ以外に知っておくと便利な法則に関して紹介します。
42の法則~資産が1.5倍になる年数
42を利回りで割ると資産が1.5倍になる年数が出ます。
例えば、利回り4%の場合
42÷4(利回り)=10.5(年)
100万円が10.5年で1.5倍の150万円になります。
112の法則~資産が3倍になる年数
112を利回りで割ると資産が3倍になる年数が出ます。
例えば、利回り4%の場合
112÷4(利回り)=28(年)
100万円が28年で3倍になります。
資産が1.5倍・2倍・3倍になる年数を利回りごとにまとめ
資産が1.5倍、2倍、3倍になる年数を利回りごとにまとめました。
利回り(%) | 1.5倍まで(年数) | 2倍まで(年数) | 3倍まで(年数) |
42を利回りで割る | 72を利回りで割る | 112を利回りで割る | |
1 | 42.0 | 72.0 | 112.0 |
2 | 21.0 | 36.0 | 56.0 |
3 | 14.0 | 24.0 | 37.3 |
4 | 10.5 | 18.0 | 28.0 |
5 | 8.4 | 14.4 | 22.4 |
6 | 7.0 | 12.0 | 18.7 |
7 | 6.0 | 10.3 | 16.0 |
8 | 5.3 | 9.0 | 14.0 |
9 | 4.7 | 8.0 | 12.4 |
10 | 4.2 | 7.2 | 11.2 |
11 | 3.8 | 6.5 | 10.2 |
12 | 3.5 | 6.0 | 9.3 |
この表を作って分かったことは、利回りが4%を超えると、利回り1%の差が5年より小さくなります。利回りが上がるごとにその差は、だんだん小さくなります。
例えば、
利回り2%と3%の2倍になるまでの年数の差は、8年です。
一方で、利回り4%と5%の差は、3.6年となりだいぶ小さくなりますよね。このように、利回りが上がれば上がるほど、資産が倍になるまでの年数の差は小さくなります。
利回り4%以上を目指せば、利回りの差はだんだん小さくなります。
知りたくない資産が半分になる66の法則
66をマイナスの利回りで割ると資産が半分になる年数が出ます。
マイナスの利回りは、あまり考えたくないことですが、一応見てみました。
例えば、利回りマイナス4%の場合
66÷4(マイナスの利回り)=16.5(年数)
16.5年で100万円が半分の50万円になります。
知りたくない資産が75%減る133の法則
133をマイナスの利回りで割ると資産が1/4になる年数が出ます。
例えば、利回りマイナス4%の場合
133÷4(マイナスの利回り)=33.3年(年数)
33.3年で100万円が25万円になります。
しかし、このように数十年間にもおよぶ長期間にわたって下がり続ける相場は過去ありません。
米国株式の場合、1929年の世界恐慌の大暴落時でも15年で元値まで回復しています。
日本株式でもバブル崩壊から32年もかかっていますが、元値まで回復しています。
下がり続ける相場は、過去ないのです。
資産が0.75倍になるまでの期間は、28をマイナスの利回りで割ると出ます。
知りたくない資産が減るマイナスの利回りまとめ
以下が、知りたくない資産が減るマイナスの利回りをまとめました。
過去起きなかったことが未来も起きないとは限らないので、一応まとめてみました。
利回り(%) | 0.75倍まで(年数) | 0.5倍まで(年数) | 0.25倍まで(年数) |
28を利回りで割る | 66を利回りで割る | 133を利回りで割る | |
-1 | 28.0 | 66.0 | 133.0 |
-2 | 14.0 | 33.0 | 66.5 |
-3 | 9.3 | 22.0 | 44.3 |
-4 | 7.0 | 16.5 | 33.3 |
-5 | 5.6 | 13.2 | 26.6 |
-6 | 4.7 | 11.0 | 22.2 |
-7 | 4.0 | 9.4 | 19.0 |
-8 | 3.5 | 8.3 | 16.6 |
-9 | 3.1 | 7.3 | 14.8 |
-10 | 2.8 | 6.6 | 13.3 |
-11 | 2.5 | 6.0 | 12.1 |
-12 | 2.3 | 5.5 | 11.1 |
以上、知って便利な72・42・112の法則と知りたくない資産が減るマイナスの利回りの法則でした!
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