複利について[人類最大の発明]

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複利について、かの有名なアインシュタインは、「複利は人類最大の発明」という名言を残すほどです。

複利とは、元本に対して利息を組み入れて大きくなった元本に対してさらに利息がつく仕組みです。元本に対しての成長を組み入れてどんどん大きくなって、雪だるま式に増えていきます。時間をかければかけるほど、坂を雪だるまが転がるようにどんどん加速的に大きくなっていきます。

100万円を50年複利で運用すると

100万円を50年間複利で運用するとどうなるでしょうか?

株式・債権などの有価証券に投資をして、仮に年間の平均リターン4%で運用をし続けられれば、50年で100万円が680万円にまで成長します。

仮に年の平均リターンが8%だとなんと4,300万円になります。年4%で運用した場合と比べて、約3500万もプラスになります。

複利で運用すると直線ではなく、上昇曲線を描いて雪だるま式に資産が増えていきます。

100万円を100年複利で運用すると

では、さらに投資期間を長くして、50年の倍の100年間、100万円を複利で運用すると、どうなるでしょうか?

平均リターン年4%で、100年間運用すると100万円はなんと4,800万円。平均リターン年8%だとなんと100年間で100万円は20億円にもなります。

投資期間が長くなると、指数関数的に資産が増えていっていることがわかります。平均リターン8%の曲線と比べると1~4%ではほとんど差がないように見えてしまいますね。

ただ、100年間運用して、20億円になったとしても、その頃に生きている人はほとんどいません。

100年後に生きていたとしても、旅行にも行けないし、お金の使う機会がなくなっていると思います。

お金は使わなければ価値は見出せません。どこかで旅行などの経験・車などのモノなどに使っていかなければいけません。

お金を増やすことだけが目的であれば、死ぬまでずっと運用し続けるのもいいのかもしれませんが。。。

複利を生かせる株式投資

今までのグラフのように雪だるま式にお金が増えていったらいいですよね。

株式や債券に投資することで雪だるま式にお金を増やすことが期待できます。

例えば、三菱UFJアセットマネジメント株式会社のeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円換算ベース)をベンチマークとしています。

2019年から始まるコロナショック以降は米国株を中心とした相場が良すぎることもあるのですが、このベンチマークは2024年12月末までの30年で年平均10.8%となっています。

50年前に全世界株に100万円を投資をしていたら3800万円

例えば、50年前の1975年に100万円を全世界株に投資をしていたら、50年後の今なんと3,800万円になっていました。

これは、直近の全世界株(除く日本)の年10.8%で計算した結果です。

もし、300万円投資していたら1億円です。そういうことが今後も起こりうると考えると夢がありますよね。

株式投資で複利を利かせて長期間運用すると莫大なリターンが期待できます。

ただ、注意したいのは今までそうだったから、これまでもこうなるとは限らないとういうことです。だからといってリスクを取らないのもリスクになります。

今持っている100円は100年後いくら

今持っている100円は年平均リターン4%で100年後に約4800円になります。eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の30年の平均リターン10.8%であれば、約20万円になります。

この考えが行き過ぎると、今の幸せのためにお金を使えなくなってしまうので良くありませんが、このマインドを持っておくことで無駄遣いを減らして投資をしていくと明るい未来が待っていると思います。

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