FIREのための投資信託えらび

FIRE

FIREを前提とした場合、何十年にもわたって超長期で投資を続けていくことが前提になります。

FIREの投資に適したものは、超長期で成長してくれるものになります。何に投資するかは、大変難しいことですが、以前にご紹介したトリニティスタディで採用されていたのは、米株S&P500になりますので、これが王道なのではないかと思います。

ただ、米株一本足では、なんとなく不安だと思う方も多いと思います。米以外の株式の成長を取り込むという意味でも全世界株式に投資をすることも、もう一つの王道ということになると思います。私は、全世界株をメインに投資をしています。

これから投資を始めるという方は、全世界株式か米株の二択が王道と考えていいと思います。ただ、全世界株式でも中身は65%が米株になりますので、全世界株式を選んだとしても半分以上は米株に投資をしていることになります。

おすすめのファンド・投資信託

米株・全世界株式に投資するのが王道なのは、分かったけど、何を買えばいいのか。。それはズバリ

三菱UFJアセットマネジメント社のeMAXIS SlimシリーズのeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)もしくは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です!

このファンド・投資信託を選ぶ一番の理由は、「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」がこのファンドのコンセプトだからです。

実際に2023年9月、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と似た他の投資信託の経費率が下がった際には、追随して経費率を0.1133%→0.05775%に下げています(野村アセットの[はじめてのNISA]シリーズに追随)。

長期投資の場合、投資するものを選んだら、我々にコントロールできることは、経費率しかありません。FIREを目指して投資する方は、少なくとも10年以上の長期投資をすると思います。

そのため、将来にわたって最低水準の経費率を目指しているeMAXIS Slimシリーズが適していると思います。

もし将来、経費率の安い投資信託ができたので変更のため、いったん売ってしまうと売却益に対して20%の税金がかかってしまいます。NISAの枠を使用していて、利益がでていた場合でも、売る時に税金はかかりませんが、利益でた分で買い直す時には非課税枠で買えないケースもありえます(NISA満額1800万使い切っていた場合)。

必見!交付目論見書の見方

必見と書いていますが、購入時に交付目論見書を見ないと買えません。それぐらい重要な資料だということでしょう。

開いてすぐ閉じてしまう方が大変多いと思いますが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を用いて他に見ておくといい部分を紹介します。

信託報酬→我々にコントロールできることは、経費率のみ!

先ほども申し上げましたが、我々にコントロールできることは経費率のみです。投資するベンチマークを選んだら、一番経費率の安いETFなり投資信託を買いましょう。eMAXIS Slimシリーズは、将来にわたって業界最低水準の運用コストを目指し続けるファンドなので、長期投資に最適です。

地域別の構成比率→投資している国の内訳をぱっと見でイメージできる!

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の投資している国はアメリカが64.2%と大半を占め、日本を中心とした先進国で25%,中国を中心とした新興国で10%となっています。

個人的に、いいなと思っているのは、通貨の分散もできることです。通貨の内訳はアメリカ$66.4%,ユーロ7.2%,円4.7%,イギリスポンド3.2%,カナダドル2.7%,香港ドル2.5%,スイスフラン2.1%,インドルピー1.9%,ニュー台湾ドル1.9%,オーストラリアドル1.6%…と続きます。

投資リスク→直近5年の値動きが分かる!

右のグラフがみると、過去5年間における年間騰落率(各月末における直近1年間の騰落率)の平均・最大・最小を、ファンドおよび他の代表的な資産クラスについて表示しています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、過去5年で平均19.3%/年、上昇していて、最大56.5%上がった月もあれば、-12.1%下がった月もあることがわかります。-10%下がることはざらにあるという心づもりでいることは、そういったシチュエーションになった時に狼狽売りしないためにも、重要でしょう。

他の資産クラスで最もリターンがいいのが先進国株ですが、そこまで大きな差はないと言えると思います。悪くないものに投資できているなと確認できます。

また左のグラフはファンドの過去5年間における年間騰落率の推移を表示しています。

まとめ

・FIRE前提でおすすめの投資信託は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

・交付目論見書は、地域別の構成比、投資リスク、経費率は見ておくと〇

引用:①三菱UFJアセットマネジメント社のeMAXIS Slimシリーズ(https://emaxis.am.mufg.jp/lp/slim/pr1/index.html

②eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)https://emaxis.am.mufg.jp/fund/253425.html

4%ルールを再検証した最新版トリニティスタディに関してはこちら↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました